ティファニー シン ツイストロープ ブレスレット

ティファニーの「シン（Thin）ツイストロープ ブレスレット」は、1980年代前期から2000年ごろまで続いた人気シリーズの細幅タイプで、スターリングシルバーのロープチェーンに細いゴールドチェーンを螺旋状に巻き付けた構成が手元に繊細な陰影を与えます。

ゴールド部分は1980年代までは欧米で一般的な14K、1991年以降は18Kへとアップデートされますが、本個体はSTR-14Kの刻印を備え、さらに初期作に見られるクラシックロゴの刻印要素から1983〜1988年頃の製造と推測されます。

細身ながらロープの立体感がほどよい存在感を生み、単体でも重ね付けでも美しく決まり、日常からドレスまで幅広いスタイルに寄り添います。

長期にわたり愛されたシリーズの中でも、80年代の空気と職人仕事のニュアンスを色濃くまとった一本です。